空間は香りや温度でも構成されている
快適な空間には、それを生み出す理由が必ずあります。それを研究し、活用するのが空間デザインであり、さらなる快適さや心地よさのために常に発展を遂げています。

空間の快適さを左右するのは大きさや物の配置だけではなく、そこにある香りや温度も関係します。

香りの発展

空間デザインとは、壁や家具の色や種類、配置、照明や花の利用などがよく考えられてきました。それらは今後も非常に重要であり、人が快適さを求める以上今後も永遠に発展していくことでしょう。

しかし近年では香りの重要性も知られるようになり、空間に香りを配置することで、さらに快適で心地よさを感じられるようにデザインの研究が進んでいます。ふとした瞬間に良い香りに気付き、その香りを発するものは何か探した経験はありませんか?

嗅覚は視覚に次いで二番目に大きな影響力を持つ感覚であり、その力に注目してデザインに生かそうという訳です。

アロマを「デザイン」する

香りを利用したデザインには「アロマデザイン」が挙げられます。香水のような人工的な香りを好む人も少なくありませんが、よりナチュラルで優しい香りは人類に共通して人に心地よさを感じさせる力があるようです。

例えばプラスチックやインクの香りが立ち込める空間よりも、草木や水の香りが広がる場所の方がリラックス出来ませんか?元気な時は刺激のある香りが面白く感じますが、疲れている時や調子が悪い時は優しい香りの方でリフレッシュしたくなるのではないでしょうか?

これらの香りをうまくデザインすることで、より快適で過ごしやすい空間に作り上げるのがアロマデザイン、ひいては空間デザインにおける香りの役割です。

空間における温度

空間には温度も重要な要素となります。もちろん、暑い方を好む人と寒い方が好きな人と個人差がありますが、暑い日向から木陰に入ると快適に感じるように、ふさわしい温度は人に心地よく感じさせる効果があります。

陰であれば何でも快適に感じるという訳ではありません。木が水分を蒸発させる作用で、気の周りは温度が微妙に低く、それが木陰と相まって人に快適に感じさせるのです。

温度は非常に重要で、快適な空間は温度管理に優れ、特に近年ではエアコンや空調に頼らない温度管理が発展しています。屋上緑化などはその典型的な例でしょう。

まとめ

心地よい空間を作るために香りや温度を今一度見直してみるのはいかがでしょうか。たとえ自宅のような小さな空間でさえ、香りや温度を変えるだけで生まれ変わることもあり得ます。