プライベート空間に適したデザイン
空間デザインの魅力は、何と言ってもプライベートな空間の快適性や心地よさを引き出せるところにあります。

公共の施設や外観のデザインも重要ですが、プライベートな空間にこそ人の安らぎや平和があると言っても過言ではありません。

そんな空間デザインはどのように実現されるのでしょうか?

自然光を取り入れる

プライベートな空間と言えば自宅です。まさにプライベートそのものであり、人が法的にも精神的にも守られる空間が自宅です。近年では注文住宅の需要が大幅に増え、画一的な建売ではなく自分の好みに合わせた自由なデザインが出来る自宅が人気です。

例えば、プライベートな空間とはいえ、自然の光を取り込みたいと思うのは自然な願いです。プライベートであるがゆえに、外部から見えない空間でありながら自然光を十分に取り入れるため、窓の配置や向きは非常に緻密に計算されます

今までは道路や外側に面した場所に大型の窓が取り付けられるのが普通でした。しかし最近では内側となる場所にスペースを設け、家の中心から内部全体に光を取り込むようなデザインが多く見られます

これなら道路に面する外壁に窓をたくさんつけなくても、家全体を太陽の光で明るく満たせるようになります

木の温かみ

あるいは、やはり人気があるのが、木を使ったデザインです。ウッドデッキや塀、床材や壁に至るまで、木の自然な温かみを好むのは人類共通なのかもしれません。

床に無垢の板を敷いたり、ウッドデッキは単なる直線のデザインにとどまらず自由な形を実現する曲線であったり、一部屋だけバンガローを思わせるような木を張り付けた内装を施したりと、制約のないプライベート空間ならではの自由なデザインも人気です。

特にこの一部屋だけ雰囲気を変えるデザインは多く見られ、寝室だけ木に囲まれたデザインを採用することで、睡眠を日常の雑多から解き放たれた、空間で楽しめるようになります。

庭は家の中に作る

中庭を家全体で囲むようにデザインするのも、注文住宅などによく見られます。道路から、一見壁がそそり立つ武骨なデザインに見えるかもしれませんが、内部では外の視線を完全に気にせずに、庭を楽しめるようになっています。

加えて、前述のような中庭に大きな窓を取り付けることで、外側に窓がほとんどなくても自然な採光がバッチリ確保できるという優れたデザインです。

まとめ

プライベート空間だからこそこだわりは実現したいものです。お洒落さやデザイン性に過度にこだわる必要はありませんが、快適な空間のために新しいアイデアを恐れずに採用していきたいものです。