空間デザインの三大要素
空間デザインにおける重要な要素とは何でしょうか?

最新のトレンドを理解することや何より顧客の意図を理解することなど、答えはもちろん一つではありませんが、やはりデザインのかなめとなる色や素材、形がすべてと言っても過言ではありません。

それぞれの要素について考えてみましょう。

色は、イメージの残るという点で、デザインの根幹を成しています。何かを思い出す時に、形や素材を説明するよりも色で思い出すことはないでしょうか?色はすぐに記憶できるとともに、誰にでも説明できる重要なツールでもあります。

人間は目から入ってくる情報に80パーセントも頼っているといわれ、その中でももっとも記憶しやすくイメージしやすいのが色です。色の影響力は顕著で、例えば車や髪の色を変えるとその人のイメージまでも変わってしまうほど、私たちは色から様々なことを考えています。

また色は表現力に富んでいます。三原色や有彩色・無彩色、色相やトーンなど体系的に分類可能ですが、そこまで詳しく知らなくても人に反応を起こさせることができるようになっており、空間デザインの中でも非常に重要な要素の一つです。

組み合わせによって無数のバリエーションが創造できるため、色を変えることで商品の売り上げを増加させたりするのはよく知られているところです。

素材

素材は、人が「感じる」部分に関してやはり影響力を持っています。本物の質感や雰囲気を人は好むものです。

フェイクの石や木では気付いてしまい、安物だと感じます。フローリングと無垢の木では、家で感じる安らぎや質感が大きく変わってくるように、素材の持つ力は見えないところで人の反応を左右します。

しかし本物にこだわるとコストがかかってしまうのも事実です。そこで一番目につく部分に本物の素材を使用し、そうでない部分はフェイクを使ってコストを下げるのも現実的な方法です。

形も重要です。形はデザインそのものであり、デザインとは造形であることを考えると、色・素材と密接に結びつけて考えられます。空間デザインで考える形とは、主に建造物や部屋などのまさに「空間」となり、それぞれに求められる条件や制限が変わってきます

これはレイアウト、つまり配置も大きく関係しており、特に商業施設では配置一つで売り上げや人件費などを左右し得るほどの影響力があります

まとめ

空間デザインにおける色・素材・形は、根幹をなすゆえに、どれも欠かすことはできません。普段見る建物でさえ、デザイナーがあらゆるポイントを設計した作品です。